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おおつもごり

首相が真珠湾に行って「和解」を呼びかけた翌日に
防衛大臣が靖国に行き、隣国では「少女像」なるものを
あちこちに置いて気勢をあげる。
いったいだれのためにやっているのか。解せませんねえ。
「紅旗征戎非吾事」が私の基本ですが、いよいよそんな気分です。
そんななか今年は天皇さんの言動だけが心に残る一年でした。

大晦日の好天に誘われて、金勝山の麓へ走った。
よい光線にあふれて、心洗われた。
夜、青山二郎の『眼の引越』を読み始める。

除夜の鐘がなり始める頃、隣のアパートで時ならぬ「夫婦」喧嘩。
ミニパトまでやってくる始末。
「私のお金を返して」と叫ぶ女性と、狼狽する男。
難儀な一年のしめくくり。

うーん。その鐘のピッチ早すぎる。

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by seta_shijimi | 2016-12-31 13:05 | Comments(0)

メモリ増強だあ

朝から大掃除。
つづいて老母の入浴を見守った後、
自転車に乗って近所のスーパーへ年末年始の買い出しに。
さぞや混んでいるかとおもいきや、普段の平日程度の入り。
みんなどこへ行っちゃったんだろうね。
ハレとケのメリハリがなくなった結果がこの風景なんだから、
まあ、しょうがない。

その後持ち帰り仕事(二日目)をやり始めるも、
最新の「一太郎」は重くて重くて・・・・・。
メモリ不足で作業が進まないので、一気にメモリ倍増を企てる。
数ヶ月前にソフマップ(中古)で買った今なにかと話題の「東芝」のダイナブック。
ウインドウズ8.1機で初期メモリの4ギカバイトじゃ、やっぱり仕事になりません。
これでようやく8ギガバイト。何とか再開にこぎ着け、
あとはカザルスのチェロを聞きながら日没間近にようやく終了。

これで明日は心置きなく、「走り納め」ができそうだ。

*旧都府立図書館。もともとの建物はたしか武田五一の設計だったかと。
 ブルーシートが無粋ですな。
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by seta_shijimi | 2016-12-30 18:20 | Comments(0)

入洛

冷え込んだ朝。
掃除と墓まいりを済ませて10時ごろから入洛。
寒いので、登山用のハイソックス(ニッカーホース)を
綿パンの上から履く。ちとクラシックスタイル。
逢坂山は気温3度、蹴上を越えると少し上がったが
北山は真っ白になっている。
岡崎から東大路に入ると。前方にクラシックなロードとランドナーの
初老のお二人に遭遇。相当な手練の方のみえるが
白の古いフレームに惹かれる。
早めの昼を京大近くでとって西へ西へ。

日が陰ると、一気に寒くなる。
ちょっと薄着できたので、たまらなくなって、毛糸の帽子を買ってかぶる。
頭はラジエターのようなものだな、帽子をかぶると体全体が温まる。
北野天神前の観音さまに詣でて、あとはいつものように気分に任せて古都の街並みを楽しみながら走る。
いわゆる美観地区のようなところではない、普通の暮らしがあるまち。

久しぶりに三条通に入る。イノダ三条店の盛況に目を見張る。ほとんど観光客だろうか。
ネットの普及のせいか、観光客の一極集中が進んで、地元の人は行きずらいだろう。
しばらく見ぬに、古い店舗をリノベーションして、ブランド店がいくつも入っている。
寺町を丸太町まで上がって岡崎から帰路につく。
土産は阿闍梨餅。

✳︎岡崎の図書館からのながめ
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by seta_shijimi | 2016-12-29 16:14 | Comments(0)

仕事納め

年内にかならず一度は・・・・・
降りましたね。
仕事納めを無事済ませて、ホッとした気分で帰宅。
夕食の席について小さなコッブにワインを少しついで飲み始めたら
老母がしきりに飲むのをたしなめる。
いつもの取り越し苦労と聞き流していたが、あまりに度がすぎるので
とうとう買ったばかりの一本を流しに飲ませてしまう。
自分の体の不如意や不安からのこととはわかっていても、
なまじ肉親だと、感情が先に立つ。
そういえばこんなやり取り、先日読んだ井伏鱒二の随筆にもあった。
鱒二も母親の小言は苦手だったらしい。
老いることのつらさ、むつかしさ。
自分の行く道も重ね合わせて、布団のなかで、「事件」を反芻する。

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by seta_shijimi | 2016-12-29 06:47 | Comments(0)

軽いぎっくり腰

日曜日に座面の高い椅子に座り続けていたためか、どうやら腰を痛めたらしい。
軽度のぎっくり腰のような感じ。前のめりでひょこひょこ歩いてしまう。
車の椅子も合わないので、今夜はちょっと辛い。
やはり一年の疲れが溜まっていたようだ。
悪化させないように。
今夜は。お風呂で温まって早く寝ることに・・・・。


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by seta_shijimi | 2016-12-27 20:00 | Comments(0)

文士の時代

 今日は終日仕事先の建物管理のボランティア。
早春のような日差しのもとで、内外の掃除、庭の草引きに精を出し、
ドアや窓の各部を点検し、鍵穴や動く部分には油を差した。
古い建物の世話は、めんどうだけれど、おもしろい。
新しいものは古くなるけれど、古いものは日々に新しい。

 さて、昨日に引き続いて青山二郎を読んだ。
それにしても民芸運動への手厳しい批判はどうだろう。
北大路魯山人評も辛辣だ。
正規の美術評論ではないけれど、ほら話でもなさそうなことはわかる。
自由な精神、人物の大きさというものなのだろう。
骨董では弟子筋になる白洲正子が解説をしているが最初からお手上げになっていて、
むしろ資料として載る今日出海が書く人物伝が秀逸。
カバーの惹句に「いじり、抱き。そして離れて再度見入って掴み取る」
その先天的な才能をうたっている。
まあ「驚異」というべき人である。

帰りの電車のなかで大岡昇平の「わが師 わが友」をよむ。
こんどは青山がけちょんけちょんで
思わず「これは面白い」と声に出た。


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by seta_shijimi | 2016-12-25 18:24 | Comments(0)

「歳点簿」

予報より良い天気になった。
久しぶりにゆっくり起き出して、
自転車にまたがって湖畔を軽く走る。
ここ数日暖かかったが、湖北の山が白く見える。
さすがに年の瀬。波もおだやかだ。

仕事はあと3日というのが、なにかピンとこない。
そろそろ今年の「歳点簿」をつけてもいい時期かな。
年内に一度は京都へいくつもり。

帰り道古書おうみ堂によって文庫本二冊。
坂口安吾と青山二郎。なんとも妙なとりあわせ。
青山二郎といえば骨董だ。
今日の本も『鎌倉文士骨董綺譚』である。
さっそく昨日読んでいた大岡昇平がくそみそにされている。

世の中には骨董が「好きな人」と「必要な人」とがいるらしい。
私は骨董の世界には近いけれど全く関心がない。
書幅は時々買うけれど、資料として、
あるいは自宅の床に半年ほど吊っておくために求めるのだから
汚いし、値段も数千円。たかがしれている。
しかし、骨董に惚れるのは女性に惚れるのと一緒だということはわかる
なれそめ、熱情、倦怠、枯淡 PDCA?〈笑〉
いずれにしても「病膏肓に入る」だな。

青山二郎は数年前に一種のブームのようだったが
この人の潔い世界を理解するのは、なかなか難しい。
骨董をやるのは、屋敷に裏山でもあるようでないと勤まらないと思う。



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by seta_shijimi | 2016-12-24 14:03 | Comments(0)

浪速にて

今日は難波であった勉強会に出席。
専門外の分野だから気が楽だが、
中高年ばかりが元気で若者が少ないのはどの世界も同じだ。

出席者には中国人が何名かおられ、
そのうちのお一人は文革後はじめて大学に入れた方
文革によって両親が「下放」され
そのあいだ生きていくために名前まで変えた経歴をお聞きする。

道頓堀での懇親会に少し顔を出して7時半に帰路につく。
大阪駅のステーションシティをのぞく。
クリスマス直前だが、そんな雰囲気は感じられない。
今日は昨日の続き。
今何時? そう昨日の今頃・・・・・。
これの繰り返し。

車内で大岡昇平の作品を読み、
晩年のその肖像のかっこよさに驚く。
明日はぐっと気温が下がるらしいが
久しぶりに自転車を走らせようと思う。
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by seta_shijimi | 2016-12-23 21:43 | Comments(0)

日々を数える

10月下旬並みの暖かさだという。
そして予報通り夕方から雨が降り出した。

季節感が乏しくなったとはいえ、
伸び放題のままで正月を迎えるのもどうかと思い帰路散髪にいく。
2ヶ月ぶりで、頭が軽くなりました。

先日飼ってきた洋梨。洋梨は私の好物の一つなんだな。
色や匂い、堅さを思案して、今日から食べ始めた。
おいしいなあ、このねっとりとした香気がすてきだ。
まだ三つある。

明日は午後から勉強会で大阪の難波へ。
都会の空気を吸ってこよう。



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by seta_shijimi | 2016-12-22 20:01 | Comments(0)

求む、大作・長編

もともと家で呑むということはしなかった。
まれに外で飲み会があっても騒ぐのは嫌いで、
中締めとともに失礼する。
このごろ一日はざみ位のペースでビールやワインを楽しむようになった。
楽しむか、やけ酒か、どちらかというと、屈託のある日は呑みたくなる。
今日はピール。キリンのグランドなんとやら。
最近は商品も多彩で、撰ぶ楽しみもある。
ピールを呑んで、風呂に入って、本を数ページめくったら、白河夜船を漕いでいる。

そろそろ年末年始に読む本を考えたいと思う。
短編随筆はちょっと食傷気味なので、そろそろ大作長編にしたい。
作家畢生の大作を一週間かけて読む。
読み終わったときに、思わず駆け回ったり、叫びだしそうなのがいい。
正月の読書として私の最高だといえるのは、島崎藤村の『夜明け前』だ。
日本の近代化とはなんであったか、自らの父をモデルにしたまさに畢生の大作だ。

さて、良い本はありますか?



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by seta_shijimi | 2016-12-21 19:46 | Comments(0)