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近ごろの読書

慌ただしい毎日ですが、そんな時の方がかえって本をよく読むみたいですね。
このところは木山捷平を文芸文庫や昔の旺文社文庫で読み込んでいます。今日は帰りの電車のなかで、『大陸の細道』を読了しました。
ここ10年あまり、明治から始まって時代を下り、なんとか戦後文学まで歩いてきました。

以前は専門書ばかり読んでいましたが、もう欲も得もなくなったので、文学にどんどんのめりこんできました。
木山の名は岩阪恵子の『木山さん、捷平さん』が出た時に初めて知ったでしょうか、それが96年だからもう20年近く前ですね。ようやく本人の作品に接したわけ。

昨日寺町の三月書房でノアの本を買ったら、オマケにノアのPR誌「海鳴り」をいただきました。毎年一冊、よく続いています。紐解いてみると今回は充実してましたね。うれしかったですね。家人は若い時バイキングや大阪文学学校に関心を寄せていたので、ノアの本の作家の名はよく知っているようですが、そのあとは全く離れてしまって逆に私が接近してしまいました。

備前出身の作家としては内田百間以来二人目です。

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by seta_shijimi | 2017-04-23 20:14 | Comments(0)

古都は新緑に向かう

10数年ぶりに仕事の環境が変わって、慌ただしい日が続いている。慣れてしまうのか、嫌になってしまうか、五分五分というところ。
ともかく好天に恵まれた今日は自転車、自転車。
朝からタイカレーにヨーグルトを入れて完食!。入洛するときはしっかり食べておくことが大事です。

漕いでいるとさほどでもないのですが、止まるとちょっと肌寒い。風もそこそこむ吹いている。しかも向かい風。走るにはベストではなかったけれど、新緑にシフトした都大路を走っていると、頭のしこりがほぐれていくような気がします。

いつものとおり、下鴨の喫茶店でモーニング。それから鴨川に沿って上がり、上賀茂の神馬堂でやきもちを購入。今朝は一個別にいただきました。自転車で走っているとじっさいよく食べますね。消耗するまえに食べる。を実行しないとひだる神にとりつかれちゃいますからね。

そこから堀川のほうへ斜めに下り、西陣の町をあみだに走って北野天満宮。久しぶりに観音寺にお参りしました。紙屋川を渡って紅梅町。このあたりかなりマンションが建ちました。大きなお屋敷が維持できなくなってマンションになる。このへんもそんな動きになっています。

白梅町から今出川を東にとって同志社へ。そこから御所の細道を通って丸太町にでます。御所の中を通るのはよいのですが、自転車が埃だらけになりました。ちょっと下って、夷川を東に、寺町にでて本屋さんやギャラリーを冷やかし。いやいや、冷やかすだけでなくちょっと買い物も・・・。

下御霊神社の水をいただいて、さあお昼ということですが、店に入るほどでもないので、丸太町橋たもとのフレスコ(建物は名建築)に入る。購入したのは、カツサンドの「はぎれ」100円と一番小さい缶ビール100円。これはお買い得でした。賀茂川にでてしだれ桜の下でのんびりとお昼としました。

そのあとさらに徘徊して。一般公開している島津創業記念資料館を訪問。高瀬川一之舟入のすぐそばです。企業博物館としてなかなか見ごたえがありました。ノーベル賞受賞者のいる企業ですからね・・・・。スタッフの男性はやはり島津マンでしょうね。やってきた子供に説明しているのですが、かなりテクニカルな説明で・・(笑)。でも、一生懸命説明している感じが、企業イメージにマッチして好感が持てました。
今日は左膝に違和感がではじめたので、無理をせすゆっくりと帰宅。例によって逢坂山を越えると、いやはや寒いですね湖国は。

✳︎半木の道あたりで 
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by seta_shijimi | 2017-04-22 17:57 | Comments(0)

桜も見納め

昨夜は歓送迎会がなつかしい料理屋さんであり、賑やかなひと時を過ごしました。
帰りは電車の接続が悪いのは覚悟していましたが、幸い暖かく、ホームで文庫本を読むのも苦痛ではなかったです。

今朝はちょっと不安定ながらも、晴れ間が出たのを見計らって、老母を車に乗せて近所の桜見物としました。先週とほぼ同じところを回りました。いずれも満開から散り初めというところでしたが。堪能しました。今日が見納めという感じですねえ。昨日は夏日でしたから。

まさに咲くだけ咲ききったという風情で、美しいというよりも、なぜか物悲しい。まあ、「満ちれば欠ける」の喩えを思い起こさせます。山間の村で、静かなのでなおさらです。そして、空気の気配はもう新緑のほうに動いている感じです。早いなあ・・・。
昼前に帰ったら、さーっと通り雨。2時頃には晴れそうなので、ちょっと走ろうかという感じです。

✳︎草津川の上流にて クリックすると大きくなります。
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by seta_shijimi | 2017-04-15 11:36 | Comments(0)

春宵一刻値千金

仕事場を遅く出たら、川端にぼんぼりが揺らめき、満開の夜桜を照らしていました。
見物の人影もなく、提灯が風に揺れているだけ。
なにやら化かされているような気分。
新美南吉の描く知多半島の夜もこんな感じでしょうか。何度か訪れた半田の田舎。なつかしいなあ。
振り返ると東の空に満月が昇り始めていました。

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by seta_shijimi | 2017-04-12 22:28 | Comments(0)

桜を求めて

今日は昼過ぎまで仕事、まだ腰は本調子ではないのですが午前中は仕事に出ました。腰掛けた椅子からエイっと立ち上がるのがむつかしい。あっちこっちつかまりながらゆるゆる体を起こします。でも午後は久しぶりに大津あたりまでさくらを見に自転車に跨りました。うーむ。ぎっくりしたはずなのに自転車を走らすのは全く痛くない。不思議なものです。腰痛には自転車がいいとどこかで見た気がしますが、二時間ほどゆっくりと走りました。

長等山、疎水、三井寺界隈は結構な人出、車も大渋滞。大津の旧町はひっそり閑としているのですがね・・・。名所もいいですが、ちょっとした公園の桜もよいものです。写真は膳所の西武百貨店の前の公園。いつもは静かですが、さすがに多くの人が集まってきていて、こどもたちの歓声が久しぶりの青空に響いていました。芭蕉ゆかりの義仲寺にほど近いこの公園。見ると、芭蕉の句碑も建っています。ただその時代は、このあたりはちょうど琵琶湖の浜辺だったはず。いまや浜辺はここからさらに三百メートルほど先になってます。ま、そんなことはどうでもいいのですが。

近頃の読書は木山捷平です。文芸文庫で読み進めていますが、どれもなんともいえない情緒があり、長く賞玩したくなる作品が多いですね。とくに紀行物といったらよいでしょうか、旅物というべきか、そのジャンルの作品がさらっとして、ウイットがあり、ほんのり色気もあって、実によい感じです。すでに故人(昭和43年歿)ですが根強いファンのいる作家なのが納得されます。
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by seta_shijimi | 2017-04-09 18:20 | Comments(0)

しだれ桜瞥見

朝方老母と見に行った桐生のしだれ桜です。
ちょっと早かったですが、草津川の土手に一本すっと立っていて、気品がありますね。
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by seta_shijimi | 2017-04-08 19:20 | Comments(0)

雨の灌仏会

新年度からなかなか落ち着かず、ようやくたどり着いた土曜日。いやはや慣れない仕事でほんとうに長い一週間でした。
一方、世間は桜がいよいよ見頃なのですが、あいにくの小雨模様。老母の相手で二時間あまり、車窓からの桜見物に出かけました。

実は出かけることは以前から決めていたのですが、朝ごはんの洗い物を始めた時に、腰に違和感が走りまして、つまりギックリ腰ですが、こりゃ危ないと一時は断念。思い直して残り物のカイロで温め、しばらく寝ていると幸いなことになんとか落ち着いてきたので、そのことは老母には内緒にして、出かけた次第。だましだまし車に乗り込み、あとは機嫌をとりながら桜のよさそうなところを選んで走りました。

青空のもとなら・・・とは思うものの、しかたがありません。瀬田川を下り、道中石山寺にさしかかると、門前で信徒の方が甘茶の接待をしています。あ、そうか今日は灌仏会ですね。子供の頃習字に行っていた寺の本堂の隅に、お練りをするための白象のハリボテがひっそりと置いてあって、なんとなく薄気味悪さを感じたことを思い出しますね。

この天気だとお練りのほうはどうでしょうか。あの甘茶もなんとなく妙な味で美味しいものではありませんが、そういう日の記憶というものは、のちのち生き延びていくのには必要なものだと思います。雨雲レーダーをみながら出られれば午後、ちょっと走ってみるつもりです。

ここ数日の読書ですが、小沢信男の『ぼくの東京全集』ちくま文庫 です。
文体は若い時から首尾一貫している感じですね。

✳︎午後、間隙をついて近くの堤防の桜を訪ねました
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by seta_shijimi | 2017-04-08 13:03 | Comments(0)

桜は来週ですな

4月から仕事場の環境がガラッと変わる。世の中には仕事をするのがストレス解消になる人もいるようですが・・・。こちとら、そんなわけはないのでフツーに憂鬱ですね。

そんなわけで、8時に家を出て入洛。昨年だともう三分咲きくらいになっていた桜ですが、今年はようやくつぼみふくらむ程度でしょうか。入洛したら吐く息が白いという状態です。ここ数年の感じで京都観光に入った方、とくに外国からのお客さんは残念でしたね。おそらく見頃(五分から八分咲き)は来週の土日というところでしょうか。それでも陽の光、空気のにおいはさすがに4月です。

鴨川の土手道を北に上がって、先週は買えなかった神馬堂の焼き餅を今日は買い求め。母の実家のあった界隈を走りました。その後新大宮商店街を下り、後はいつものように、ランダムに洛中を走って早めに帰宅。午後は晴れ間も広がり、夕方自宅の窓から比良山をみると朝方みたのとは雪の量がグンと減っていました。

本の方は、このところ木山捷平です。なんども手にしている本ですが、飽きませんね。

✳︎大きなクスノキと朱の玉垣。そして明神川。子供のころからなじんだ景色です。
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by seta_shijimi | 2017-04-01 16:53 | Comments(0)