助走期間

木枯らしを思わせる風が一晩中雨戸をならしていました。
夜が明けても気温は上がらず時雨が続き
帰り道に峠にかかると、ぬれた路面がいまにも凍結するように感じました。

「暑い暑い」といって秋の到来を心待ちにしていたときが
もうずいぶん昔のようです。
何事も始まりがあれば終わりがある。
たしかに、とはいうものの、あまりに長く関わったことの場合
「過去分」というフォルダをつくって
ぽいっと入れるようにはいかないです。

ただ、このごろは今年で終わる仕事に変わるものを思案しています。
できれば、もっと原則的な、基礎的なことをきちんとして引き継ぐ
ただし後進にに期待したり、後々関わったりはしない。
あとはご自由にという感じです。
自分なりによいという方法で手じまいをする。

その上で、何か新しいことにチャレンジする。
いままでの経験を生かすというのではなく、
そうですね、心の居場所をすっかり変えてしまう。
そんなかんじを望んだりしますが
さてと、もともと「つぶし」の効かない人生を選んだ私に
はたしてそんなことが可能かどうか、わからないですねぇ。

読書の時間も寝床や車中に限られていますが、たゆまず、やすまずです。
現在は中村歌右衛門・山川静夫『歌右衛門の六十年』岩波新書1986
ちょっと古い本ですが、こういう本、芸談とか結構好きですね。


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by seta_shijimi | 2016-11-09 21:08 | Comments(0)