小さな旅

昨日に引き続き、寒さ厳しい朝でした。
最寄り駅を出てしばらくは、比叡、比良を一望できるわけですが
その比良の九合目より上に、薄くさっと刷毛ではいたような白いものが見えました。
思わず「積もってる!」と声を上げました。
今日、十一月十日は比良の初冠雪でした。
このことは毎年自分のブログに必ず書いてきました。
今年もそんな季節になりました。

比叡は京都の山というイメージをもつ方もあると思います。
確かに大比叡の山頂部は京都ですが、肝心の延暦寺は大半が滋賀県ですから
我々は滋賀県の山と思っています。
比良はなおさらのことで、「滋賀県民の歌」にも「比良の峰ゆく白い雲・・・」
とあります。とくに白い雪をいただいた美しい比良連峰を、
さざ波の琵琶湖を手前に置いて眺め得るのは滋賀県人のいわば役得のようなものです。
ここしばらくは寒暖を行きつ戻りつしつつ、
でもしっかりと冬へと季節が進んでいくんだなあと感じました。

私の出勤時間はだいたい朝6時半、それで職場到着は八時十五分くらいになるので
2時間弱の行程になりますか。帰りはもう少し早いのですが、
ちょっとした旅ともいえるかもしれません。
すっかりくれてしまった帰りなど、レールを刻む音やアナウンス、人のざわめき、
街のあかりといったものの変化に接しているだけでも、
これはこれでちょっと、旅する気分といえなくもありません。
一昨日あたりから、古い車両にも暖かすぎるほどのヒーターが入りはじめました。
本をながめながら、思わずうとうとすることも、これからは増えていくでしょう。





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by seta_shijimi | 2016-11-10 20:51 | Comments(0)