爆読の予感

承前
今日膳所のオウミ堂で求めた本は
・梁瀬一雄訳注『発心集』角川文庫 100円
・小沢信夫編『犯罪百話』昭和編 ちくま文庫 100円
・井伏鱒二『川釣り』岩波文庫 100円 
で合計たったの300円でした。これは値打ちでした。

発心集は鴨長明の集めた仏教説話集、私は『日本霊異記』とかこの手の本が昔から好きです。
こういう説話は道心のない人に説いて、それを起こさせるというものですが、
実際はそこに描かれている不道心者の行為こそがおもしろいのですね。

『犯罪百話』はちくま文庫にいくつかあるアンソロジーの一つ。
『東京百話』天地人三冊はつとに私の愛読するところでしたが、今回はこれ。
ほかに『温泉百話』(東・西)二冊というのもあるようですが未見です。
解説者でアンソロジーを編んだ小沢信夫は好きな作家です。

『川釣り』は釣の名手だった井伏の釣にからむ随筆・短編集。
その冒頭に「釣りの好きな人は案外せっかちで好色だということである」と書いてあります。
「岡釣り」ということでしょうか?

ところで私の本の読み方は、邪道ですが、解説からまず読むことです。
それからおもむろに本文を拝読します。
解説はかならずしも作品を「解説」しているとはかぎりません。
セールストークに終始しているようなものもあり、それだけで作品たりえているものもあります。
複数出ていたら、解説者で選ぶということもあります。

と、いうわけでいずれもこれから読み始めます。
この頃モーレツに読むようになってきましたね。
ヒマだからでしょうか。 「小人閑居して…」。




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by seta_shijimi | 2016-11-23 18:08 | Comments(0)