比良山麓まで走る

今年一番の寒波襲来の脅し文句が出ていましたが
天気はよいので、ツバメ號に跨がって湖西の真野から和邇まで走ってきました。
ちょっと早めに出ますと通勤通学のみなさんとすれ違います。
場違いな恰好をしておりますので少々気が引けますが
今日は以前から行ってみたかった小野の小野道風神社や
小野篁神社を見に行こうということで折からの逆風をついて気合いを入れて走りました。
しかしランドナーは向かい風には滅法弱くとくに帰路は比叡おろしに泣きました。

西近江路や江若鉄道軌道跡などをつなぎながら走ります。
堅田を越えると、前方に初冬の色になった比良山が屏風のように迫ってきます。
最初は小野道風神社、ついで小野篁神社、さらに足を伸ばして和邇の天皇神社
いずれも鎌倉・南北朝・室町時代のしかも全国的にも珍しい切妻の重文本殿で
今日はその三社をすべて拝見することが出来てとても満足しましたネ。
建物だけでなく、天台的な社殿の配置とか、神仏習合の名残とか
なによりこのあたりの神社は社殿のまわりに玉垣がなく、
つまり遮るものなく間近にそのすばらしさを味わえるのが好かったです。
それにしても、どうしてこの姿が維持されてきたのかな?
これはいろいろと考えてみると面白いです。

こういった寺社がよく手入れをされているのに心洗われる一方、
国道一六一号沿いには柄のでかい建物や看板で景観を汚しているとしか思えない
大型店舗が増えているし、漁港によれば整理整頓の出来ていないゴミだめのようなありさまにゲンナリしました。
もう銭の亡者のようなことは止めた方が良いのではないでしょうか。
どなたかが「美しい日本」とか仰ってましたが、いったいぜんたいなんのことやらという感じで
複雑な気持ちをもった半日ツーリングでした。

*真野浜にて 前方に比良の山  こういう景観は一体誰のものなんでしょう。
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by seta_shijimi | 2017-12-05 13:37 | Comments(0)