琵琶湖とロビンソン・クルーソー

予報通り、午後白いものが舞い降りてきました。
今日は午前中自転車に乗って膳所城下町を散策。
旧藩の藩主本多氏を祀った本多神社などを訪れました。
高校時代、帰り道に立ち寄ったことがありますが、もう40年ぶりでしょうか。
藩祖などの顕彰をする神社の創建は江戸後期に各地にでてくるようで
確認していませんが、ここもそのひとつでしょうか?

膳所藩は何度か藩主家がかわって、後半はずっと本多氏
その所領の地域の記憶としては、も一つぱっとしない藩という印象ですが
一応京都を控えた譜代の五万石です。

境内で目を惹いたのは、同藩出身の洋学者で
福澤諭吉をして「天下ニ恐ルベキハタダ一ノ黒田アルノミ」(碑文による)
といわしめた黒田麹廬の顕彰碑でした。
黒田は彼のロビンソン・クルーソーを初めて「漂荒紀事」として邦訳した人物。
語学に堪能だったらしいので得意の英語の腕試しだったのかしらん。
昌平黌にいたのですが、藩政のごたごたにより呼び戻されたらしく
もっと広い場所で活躍すべき人物とされます。
眼前の琵琶湖を眺めてながら、ロビンソン・クルーソーにどんな夢を馳せていたのでしょう。

幕末の膳所藩は時期を見誤って尊王派を多数処罰する(膳所藩十一烈士)などごたごた続きでしたが
この黒田や杉浦重剛などのが出たのが救いです。
ちなみに旧城下には県立トップの膳所高校がありますが、この顕彰碑なんかは
藩黌の伝統を引くと自称している同校に建てても好かったと思いますネ。

午後は昨日に引き続き冊子作製に没頭しました。

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by seta_shijimi | 2017-12-13 18:46 | Comments(0)