術なし

まとめ買いした本はまとめ読み……。
まずは日露戦争から入り、次はドイツ史と進みましたが
やはりヨーロッパはキリスト教理解が不可欠と悟りました。
乱暴なハナシですが、キリスト教は旧約を捨てて、新約だけでよかったのにと思いますが
旧約はキリスト教にとっては由緒書のようなものなのでしょう。
ユダヤ人問題も切っても切れない関係。
興味深くもウンウンとうなりそうな歴史。

うってかわって『古語雑談』をに依って日本のことばに寄り道すると、まあ柔らかい。
文中に「じゅつない」ということばがあって
私はこれは米朝さんの落語ではじめて聞いたことばでしたが
京都ではけっこう話されていたらしい。
老母に一度聞いてみましょう。

「術ない」=すべ無いということで、「ずつなし」心苦しい つらいということ
これは今でもよく使う「気づつない」のづつないもこれ。
そして「づく」ということばもその方言で、能力が無いということ
そういえば勤務先のご老人がだんどりの悪い、塩梅の悪い、
よろしくない情況になっているのを「づく悪いで」と
批判していたのはこの「術ない」だときがつきました。

夕方見舞。小津安二郎「東京物語」を観る。

*桜は近江ではもうすこし先かな……
f0373024_17354441.jpg
[PR]
by seta_shijimi | 2018-03-23 17:36 | Comments(0)